2002年に文庫化された本
もう10年以上前になるのにあまり古く感じない。
むしろキンコ-ズやH・I・Sがベンチャーとして紹介されているのに新鮮さを感じる。
経済学の入門教科書としておもしろいと思うが、マクロ経済学、ミクロ経済学の教科書の理論が書かれていないのはどうなのかな。
竹中平蔵が財務大臣になる前の対談で、文庫化された時には大臣になっていたようだ。
竹中氏は将来はこの本を使って小学校なんかで市民を対象に教えたいと書いているが、どうなったのだろうか。
10年経っても古く感じないのは経済学の基本が書かれているからなのか、日本経済が停滞しているせいか。