じゃあ、なんで組体操をやる学校が増えてなくならないか?
内田良『教育という病』によると、2000年代に入ってブームになったのだとか。
それまで運動会の花形はソーラン節だったのが、組体操の巨大化にシフトチェンジしたらしい。普及に努めているのは、関西体育授業研究会っていう組織。事務局は、大阪教育大学附属池田小学校に置かれている。
池田小学校襲撃殺人事件の後、校舎も改修して学校安全の象徴みたいになっているところに危険の元凶の事務局があるって驚いている。
この研究会への参加者は年々増えている。生徒も教師も、感動、一体感、達成感が味わえるんだと。普及のためのDVDもあるらしい。
事故が起きても、組体操は止めないっていう不思議なことが起きているらしい。
内田氏はこの本で組体操の巨大化は止めて、4人でやる扇で十分って言ってる。やっぱり、組体操はスパッと止めて、欽ちゃんの仮装大賞にすべきだね。