面白くてためになる憲法の本‼️
この二人の議論で何が問題なのかよくわかる。
木村草太は故・芦部信喜教授の系統で憲法学の主流派、橋下徹は改憲論者。
面白いのは9条について。
日本政府は、個別的自衛権のみを認め、集団的自衛権の行使を認めないと「72年公式見解」を発表した。この内閣法制局の見解に縛られていると、橋下氏は日本政府の対応を厳しく批判している。一方、木村氏は当時の行政府が認めた「72年見解」を守るべき基準と捉え、集団的自衛権の行使を否定する。
ここは、安保法制をめぐるゴタゴタでも触れられた中心的な論点だろう。
また、芦部学派の木村氏は、橋下氏が、社会や時代の変化に応じて憲法解釈も変わり得る、変えるべきという主張に対して、必要ならば憲法改正の国民投票をすべきと言っている。だいたい改憲条項があるので当たり前と言えば当たり前なのだが。芦部氏もそう『憲法』のなかで書いていた。
面白いのは9条について。
日本政府は、個別的自衛権のみを認め、集団的自衛権の行使を認めないと「72年公式見解」を発表した。この内閣法制局の見解に縛られていると、橋下氏は日本政府の対応を厳しく批判している。一方、木村氏は当時の行政府が認めた「72年見解」を守るべき基準と捉え、集団的自衛権の行使を否定する。
ここは、安保法制をめぐるゴタゴタでも触れられた中心的な論点だろう。
また、芦部学派の木村氏は、橋下氏が、社会や時代の変化に応じて憲法解釈も変わり得る、変えるべきという主張に対して、必要ならば憲法改正の国民投票をすべきと言っている。だいたい改憲条項があるので当たり前と言えば当たり前なのだが。芦部氏もそう『憲法』のなかで書いていた。
ちょっと専門的な法律論もあるけど、憲法とは何かがホントにわかる。